男女の関係ではない
最近の政治家や芸能人の不倫報道で、よく耳にする機会が多いのが「一線は超えていない」というフレーズです。一線つまりは、男女の仲ではない、肉体関係はないといった言い訳です。しかし、それを聞いて、どれだけの人が信じるでしょうか?確かに手を繋いでいるからといって、恋人だ、肉体関係があるに違いないとするのは暴論です。ですが、手を繋ぐことのできる関係というのは、ある程度親しい関係でないと成立しないのではないかと考えられます。それに加え、ホテルに宿泊している、相手の家に行っているなどの行為があれば、二人の間に肉体関係があるのではないかと推測されてもおかしくないのです。
離婚調停を申し立てたから婚姻破綻
この結婚はすでに破綻している。これを判断するのは第三者です。離婚調停を申立てるくらいだから確かに夫婦仲は冷め切っているのかもしれません。しかし、それは申し立てた側の一方的な意見でもあります。離婚調停を申し立てて、他の異性と良い仲になって、婚姻破綻しているから不倫、浮気ではありません。というのは虫が良すぎるのです。配偶者も離婚には同意していて条件面での折り合いをつけるための離婚調停であるならば、婚姻関係は実質的に終わっていると判断できますが、片方が離婚に否定的であれば、それはまだ婚姻関係が破綻しているとは言えないのです。
言い訳のできない証拠を
手を繋いで歩いている、路上でキスをしている、それだけの証拠ではさすがに不貞行為を立証することは難しいです。ホテルに宿泊している様子や、相手の家で一晩過ごしたなどの証拠が必要不可欠です。
それらの証拠を撮ったとしても、ホテルの部屋で仕事の話をしていた、お酒を飲んでいただけだ、ゲームをしていた・・・。など浮気、不倫した側は様々な言い訳を駆使し、簡単には不貞行為を認めません。離婚調停、離婚裁判と判断するのは第三者です。それらの人が、こりゃ肉体関係あるね。と納得する証拠を集め、相手の言い訳をシャットアウトする必要があるのです。