浮気調査は正当行為です
浮気調査は、ほぼ必ず「尾行」「張り込み」「撮影」をします。そこで、問題になるのが、人を尾行していいのか、許可無く撮影して良いのかという問題です。通常であれば、許可無く撮影をしてはいけませんし、尾行しても張り込んでもいけません。では、浮気調査は違法行為なのでしょうか?
答えは浮気調査は違法行為ではありません。
浮気自体は、夫の権利・妻の権利の侵害である行為で民709条不法行為となり得ます。
ですから、浮気は違法行為です。そして、この違法行為を立証するためには、第三者でもわかるように証拠を保全する必要があります。
浮気調査は違法行為立証のためのものであり、正当事由を持った行為になりますから、正当行為であると考えられています。
そもそも浮気調査が違法なるのであれば、探偵業法が作られることもなかったでしょう。
浮気調査中の違法行為
浮気調査を行うこと自体は違法行為に当たりませんが、時折、浮気調査を行った探偵が逮捕されるといった事件があります。
例えば、張り込み中に他人の敷地に入った(住居侵入罪)や、盗撮を疑われるところでの撮影、調査発覚から調査手法上の問題によるものがほとんどを占めています。
基本的にスーパーなどの誰でも入れる施設であっても、買い物目的でない状況で入ると不法行為とされる可能性もあります。
そういったケースを想定してしっかりと調査を行っているかなども、調査力のひとつの基準となります。
ですから、浮気調査をご依頼になろうと考えている方には、良質の調査が実現できる探偵社を自らの目で確認して選択することが最も肝要です。