不貞行為は肉体関係にあるかないか
浮気調査で不貞行為の証拠とするためには、その二人の間に肉体関係があるかどうかです。
もちろん、行為中の写真や映像といったものを入手するのは困難です。
ですので、肉体関係があると推定される証拠をとっていく必要があるのです。
浮気調査の証拠として一番は、やはりラブホテルへ出入りしている様子を撮影することです。ラブホテルはそういった行為をすることを目的とした施設ですので、二人でラブホテルへ入った以上、そういう関係なんでしょ?と推測されるのです。
密室に二人でいても浮気にはならない
実際にはその密室で男女の関係になっていたとしても、不貞行為と認められないケースもあります。例えば、浮気相手の女性の部屋に2時間滞在したとしても、お酒を飲んでいた、DVDを見ていた、ゲームをしていたと言い訳することが可能なのです。それで、即座に不貞行為があったとはされないことが多いのです。
言い訳してきた内容については、主張した側に立証責任がありますが、相手の部屋への一度の出入りだけで押し通すのは少々分が悪い傾向にあります。
お店で密会、エステティシャン
浮気調査では、エステティシャン、マッサージ師や一人社長の会社など容易に密室を用意できる人が職場で不貞行為に及んでいたというケースもあります。
ホテルや相手の家に行かないこういったケースの場合、より言い訳がしやすい状況にあります。
密室であっても、商行為の場ですので、仕事の一環で異性と二人きりになっていてもおかしくありませんので、そういった状況で不貞行為に及ぶ人もいるのです。
こうしたケースの場合、メールのやり取りだったり、密室に入る前の二人の様子だったりといったことで証拠を補填し、不貞行為があるといった証拠を固めていく必要があるのです。